憧れのホテル日航福岡で緊張の始まり

結婚式場は独身の頃から、ホテル日航で挙げたらいいなあと漠然と思っていたら現実となって嬉しくて仕方がありませんでした。しかし当日になってその豪勢な雰囲気に自分が似合わないのでは?こんな私がヒロインだなんて恥ずかしい等と緊張と恥ずかしさが急にこみあげてきて、最初から中々笑顔になれないまま、白無垢姿で皆さまをお迎えしていました。

緊張のまま色打掛姿

白無垢から色打掛に着替えても、緊張の上に着物の帯が苦しいのとで今度は気分が悪くなってきました。それでも我慢できる範囲でしたので、冷たい物を飲んでごまかしていました。この時に上司のスピーチや友達のスピーチに感動して、気持ちが逆に良くなってきて少しずつ元気になり、笑顔も出てきたと思います。そしてドレスに着替える為に席を立ち、スタッフに案内されて会場を頭を深く下げて退場する時に、なぜだか分かりませんが涙があふれてきたのを覚えています。多分、この頃はやっと自分はこの式の中心なんだという自覚とともに、こんな風に自分がヒロインになる事って今までの人生でないので、その感動もあったのだと思います。

色ドレスに着替えると緊張もほぐれて

色ドレスに着替える為に会場を後にしてこの頃になると少し緊張もほぐれて、気持ちも軽やかになり笑顔が自然と出るようになって、そのまま会場に向かうエレベーターの中でスタッフが「ドレスはすごく雰囲気が変わりまね。表情も随分違ってとてもいいですよ。」とおっしゃいました。今思うとこんな風にスタッフがおっしゃる程、私は表情がひきつっていたんです。

最後のウエディングドレスでやっと笑顔に

最後は白のウエディングドレスになると、それまでに何人かの友人が席まで話しかけに来てくれたりして、気持ちも晴れやかになり笑っていました。得にキャンドルサービスでは各テーブルをまわる度に友人が声かけてくれたり、主人の友人が笑わせてくれたりしたので、この時はもう緊張はとれていて、この結婚式がいつまでも続いて終わらなければいいとさえ思っていました。

ビデオを見直して思う事

式も滞りなく無地に終えて改めてその様子を式場が用意してくれたビデオで確認してみると、本当に自分の顔がこわばっていて、これでは悲し気な花嫁さんだとすごく後悔しました。人生でヒロインになる事なんてないけれど、結婚式は間違いなく自分がヒロインなんだから、もっと自信を持って笑顔ですれば良かったなあと今でもすごく悔やみます。